タブボタン

ボタンを開け閉めする煩わしさから解放されるために、タブボタンはデザインされました
小さなボタンを穴に押し込まなければならないトラディショナルなボタンとは違って、タブボタンはハンドル付きで、開け閉めがかんたんです。

ハンドル

つまみやすいようにデザインされた形で、グリップ付き。手がかじかんでいたり手袋をしている時でも、器用に扱えます。表にはポスタルコのロゴが刻印されています。

ボタン

角をなくして丸みをもたせたデザインです。表面もフラットな仕上げなので、ボタンホールに差し込んだときに生地に引っかかることありません。

リベット留め

通常のボタンとは違い、リベットを使用して生地に留めています。リベットはタフなワークウェアにも使用されているパーツで、金属同士を頑丈に接合しているため、かんたんに取れてしまうことがありません。

デザインのプロセスはボタンを閉める際に感じるフラストレーションから始まりました

両手の指先と指先を使ってボタンを閉める動作は、本当に難しいものです。私たちは "なにか別のいいやり方がきっとあるはずだ" と考えました。
世の中には、指先で扱うために考案されたさまざまな"持ち手"があります。つまんで、引っ張ったり、刺したり、回したりする道具です。しかし私たちの洋服にぴったりなものは見つかりませんでした。
多くのプロトタイプを製作したのちに、ようやく満足のいく使い心地の形にたどり着きました。そうして生まれたのがこのタブボタンです。